街ブラポタリング Vol.5 〜仙台牛を求めて北上〜

この日は平日1日だけの休みでしたので、れいるくんと近場を回ることに。
これまで仙台の東側、南側に行くことが多かったので、今後は北側も目指して行きましょう。
当面は泉、富谷を越えて大崎市(旧古川周辺)を目指してみます。さすがに坂が多いから、古川はれいるくんよりもあづまくんかなー。



とりあえず手始めとして、近場の幸町〜北仙台を回ってみましょう。


ちょっと東側から、東仙台周辺〜幸町〜上杉を通って北仙台方面へ。

今日の目的は…仙台牛!!




仙台で牛肉といえば牛タンですが、牛タンはアメリカ産かオーストラリア産が主流。
(国産牛のタンは希少でおっそろしく高いです)
また、東北の三大和牛といえば米沢牛が著名ですが、仙台牛の品質の高さは実は全国屈指。



と言いますのも、仙台牛は国内の和牛格付け等級で最も厳格な基準を設けられているんです。

まず、生体から皮、骨、内蔵を取り除いた肉の割合(歩留まり等級)はA-CのうちB以上、
さらに脂肪(サシ)の入り具合を示す肉質等級は5-1の5段階中最高の「5」のみ。
これは全国の和牛で仙台牛のみの基準とのこと。


赤身肉が見直されつつある世の中ではありますが、和牛本来の美しいサシ、とろける脂身を味わうという意味で仙台牛は間違いない肉なんです。

そんな最高品質の和牛ですから、もちろんお値段も和牛でも最高レベル。
ただ、そんな仙台牛を格安で買えるお店があるんです。

それが北仙台と東照宮に店舗を構えていらっしゃる「みなとや」さんです!



…写真撮り忘れた。笑



北仙台駅の目の前という立地ながら、仙台牛はもちろん、近隣県の黒毛和牛や地豚の宮城野ポークを格安で取り揃える精肉店。
特にポッキリ価格(500円、1000円)で買える和牛は、600円〜1500円という黒毛和牛の100g単価相場の半額程度で買えてしまうこともしばしば。
※以前両親に仙台牛ヒレステーキを振舞った際には、2000〜3000円でも文句を言えない仙台牛ヒレが1000円(100g超)で買えました。




無性に良い肉が食べたくなった御雑煮が選んだのは…



仙台牛カルビ2種!



100g700円と安くはないですが、焼肉屋で頼んだら1人前1000円では軽くくだらないお肉です。
そしてこのサシ!!焼く前から気持ちを昂らせる美しさですね。
それが2人前で1400円ですから、格安と言っていいでしょう。



お肉を買ったので迅速に家に戻…りたいところですが、ここでちょっと寄り道。





お昼ご飯として、気になっていたUP!BAKERさんを物色します。
手短に見繕って帰宅しました。


前の晩から準備していた水出しコーヒーと一緒に遅めのランチをいただきます。






無花果とクリームチーズのカンパーニュ

カンパーニュ生地は柔らかめでもちもちした、日本人好みのもの。そして食べ進めていくと、中央には無花果とクリームチーズがぎっしりです。
いちじくとクリームチーズの相性は言うまでもなく抜群。ただ唯一残念なのが、ぎっしりすぎて美味しい生地が負けちゃってるところ。
全体をバランス良く食べられたら相当美味しいと思うんだけどなぁ…。

カレーパン

生地は薄めでもちもち。揚げてから時間が経ってなかったのか、カリカリ感もちゃんと残っていました。
そして中のカレーが美味しい!牛肉の細切れがたっぷり使われており、深いコクと程よい辛さがとても良いバランス。
生地との組み合わせもよく、一気に食べ進めてしまいました。


さらにデザートとして、UP!BAKERさんの1番人気メニューを!





クラップフェン

ドイツの揚げパンの1種らしいです。
卵をたっぷり使った生地に詰まっているのは「これでもか!」というほどの生クリーム。
クリームにはラム酒が効かせてあり、甘さは控えめ。なのでこれだけたっぷりのクリームでも食べ飽きずにいけちゃうんですね。


これはやばい。

植物性のホイップクリームよりもふんわり軽やかで甘さ控えめな生クリーム、かつラム酒の風味の良さが揚げた生地と絶妙にマッチ。
満足感十分ながらパクパク食べれてしまう、恐ろしい一品です。




北方面を攻める第1弾としては成果は上々。
今後も北上しながら、良いお店を開拓していきたいと思います。



え、みなとやさんのお肉?



…ホントは焼いた様子を写真に収めたかったのですが、あまりにいい匂いで一瞬で食べてしまいました。。。
イチボも美味しかったですが、特に凄かったのはザブトン。
見た目的にも大変美しいサシでしたが、柔らかな香り、口の中でサッととろける脂、飲み込んでからも残る余韻…。素晴らしいお肉でした。

たまの贅沢に仙台牛!おすすめです。




コメント