街ブラポタリング Vol.3 〜あづまくんのお迎え〜


ちょっと遡って、あづまくんを迎えに行った日の記録です。タイムリーにアップしても良かったんですが、せっかくロードバイク選びの記事をまとめて書いたのでそちらを先にしました。



あづまくんを迎えに行くため、珍しく電車移動。仙石線陸前原ノ町駅で下車し、南方向に5分ほど。なんか駅まで歩くとか久しぶりの感覚…。


セオサイクル 仙台宮城野店に到着し、サドル高を調整、代金をお支払い。ペダルはご厚意で樹脂製フラットペダルをサービスいただきました。
「ロードの乗り方は大丈夫ですか?」と確認いただいたのですが、友人のものに何度か乗っていたので辞退。一応聞いておけばよかった…。



ここで御雑煮、ちょっとしたミスに気づきます。鍵を持ってくるのを忘れました。薬師堂へ南下してとんかつの有名店「とんかつ杉」で早めに昼食を取り、さらに南下して太子堂か南仙台くらいまで試し乗りをと考えていたプランが完全に崩壊しました。
とんかつ杉は平日でも並ぶ人気店と某ログにレビューがあったので、開店前後には着くように早めのスケジュールを立てていたんです。
ただ、さすがに買った初日に鍵無しでロードバイクを駐める度胸はなく、泣く泣く退散…。


あづまくんに乗って一旦自宅に戻り、鍵を取ったところで改めて昼ごはんの検討。
でも、胃袋は完全にとんかつモード。早めに食べることを想定していたのでもう我慢の限界です。
とりあえずグーグル先生に頼って近いとんかつ屋を検索したところ…あるじゃないですか!とんかつの名店、かつせいさんが自宅から歩けるくらいの距離!即決です。


市街地かつわざわざあづまくんに乗るまでもない距離で、今日のところは彼には自宅待機をしていただき、れいるくんに乗り換えて出発。12時前に着いたこともあり、すぐに座れました。
緊急事態宣言明け間もない、かつ天気もあまり良くないにも関わらず、12時過ぎからは短い列が外にはできていました。さすが名店…。



頼んだのはロースカツ定食(1000円)。特ロースにしようかと思ったのですが、ライド距離が予定より大幅に短くなったので自重しました。笑

とんかつはロースながら脂はほどほどでスッキリした感じ。赤身を食べている、肉の繊維が切れる感じを味わいながら、凄く歯切れがいいんです。
パン粉は細目でサクサクと軽やかな食感。肉の繊維を楽しむためでしょうか?ソースは粘度はあるものの、パンチがあるというよりはマイルドなタイプで、全体としての調和が楽しめます。キャベツとの相性も◎でした。

キャベツの千切りは美しい極細切り!盛りは小さくお上品です。ポテサラ、お新香も自家製でしょうか。それぞれ素朴ながら丁寧な仕事が感じられ、良い箸休めになります。
味噌汁はなめこと豆腐。味噌は薄めで、とんかつの味を邪魔しない女房役に徹していますね。

とんかつガツン!という一点豪華主義ではなく、肉を中心に据えながらも飽きの来なさを大切にしているように感じました。夢中でとんかつと飯を食らうというよりは、このバランスを楽しみながら味わうのが良いお店ですね。

ただ、完全なる空腹で望んだ御雑煮には腹八分に若干届かず…。次来るなら特ロースかなぁ、でもそうしたらご飯お代わりしてかなり値が張るなぁ。笑



そのままスーパーでリュックに入る程度の簡単な買い物をして帰宅。


期せずして乗り比べをする形になりましたが、乗り味の違いは随所に感じられます。


・衝撃吸収
段差を乗り越える際、あづまくんが「こつんこつん」という感じであれば、れいるくんは「ごっつん」と、少し大きく浮きます。
それぞれのタイヤが25Cと28C、履いているグレードは若干れいるくんのほうがいいものということを踏まえると、フルカーボンフォークの恩恵はそこそこあるんだと思います。近距離であれば疲労に影響するほどではないものの、距離が延びれば延びるほど差がつきそう。


・直進安定性
街中かつ近距離でそんなにスピードを出せない経路だったこともありますが、これは断然れいるくんが優秀です。28Cタイヤ×伊達にリアセンター450mmもありません。
逆にカーブでのハンドリングはリアセンター400mmのあづまくんのほうがクイックで、細い路地なんかでもスムーズに反応できます。ちょっとした上体の動きでくいっと曲がるのに驚きました。


・ゼロからの加速
こちらはあづまくんが優秀です。
確かにロードバイクに乗っている友人と出かけた際にも、発進の際に置いてかれることが多かったのでこれには納得です。

ただ、この日のあづまくんはペダルが樹脂製だったこともあって、踏んだときにペダルがクランクに負けてる感じがします。れいるくんのペダルを三ヶ島に換えた際に加速性能が劇的に変わった経験から、ペダルに拠るところも大きいでしょう。

帰宅してSPDに換装。さらに加速に磨きがかかると思われるので、楽しみです。


と、わずかな距離でも2台の違いを楽しむことができました。
今後乗り込んでいくことで、比較をしながらそれぞれの善し悪しをさらに理解してあげたいと思います。



自転車の楽しみ方がさらに広がり、今後が一層楽しみになった1日でした。


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